金属材料の性能評価・トラブル原因調査Service
JIS規格準拠の
精密試験による信頼性担保
金属材料の強度・靭性・耐久性を把握するために、以下の各種機械試験を実施しています。
JIS規格に準拠した高精度な試験により、信頼性の高いデータを提供します。
引張試験(Tensile Test)
金属材料の引張強さ・降伏点・伸び・絞りを評価する基本試験です。JIS Z 2241に基づき、試験片を一定速度で引張り、破断までの荷重と変形を測定します。
荷重精度±1%、伸び計精度1%以下の高精度試験に対応しています。
シャルピー衝撃試験(Charpy Impact Test)
材料の靭性・脆性を評価するため、ノッチ付き試験片を衝撃破断し、吸収エネルギーを測定します。低温環境での脆性評価や遷移温度の把握に有効です。
硬さ試験(ビッカース・ロックウェル・ブリネル)
材料表面の硬さ・耐摩耗性を評価します。熱処理材、溶接部、表面処理材などの品質確認に広く利用されます。
疲労試験(Fatigue Test)
繰返し荷重に対する疲労強度、S-N曲線を取得し、耐久性を評価します。
製品寿命予測や破壊原因調査に有効です。
クリープ試験(Creep Test)
高温環境下での長時間強度・クリープ破断特性を評価します。
耐熱鋼や高温機器部材の評価に適しています。
破壊靭性試験(Fracture Toughness Test)
き裂進展抵抗を示すK_IC値を測定し、破壊力学的な観点から材料の安全性を評価します。
金属材料の
化学成分分析
材料の品質管理や不具合原因調査に必要不可欠な
化学成分分析について、以下の装置を用いて
高精度な分析を行います。
ICP-OES(誘導結合プラズマ発光分光分析)
多元素をppm〜%レベルで高精度に分析します。
RoHS対応や微量元素の管理に最適です。
ICP-MS(質量分析)
微量、超微量元素(ppbレベル)の分析に対応し、材料純度評価に利用されます。
蛍光X線分析(XRF)
非破壊で主成分から微量成分まで分析可能です。
合金判別や材料トレーサビリティに有効です。
発光分光分析(OES)
鉄鋼、非鉄金属の主成分分析に広く用いられ、材料ロット間のばらつき評価に適しています。
炭素・硫黄分析(CS Analyzer)
鋼材の品質に大きく影響するC、S含有量を高精度に測定します。
酸素・窒素・水素分析(ONH Analyzer)
材料の清浄度や溶解工程の管理に重要なガス成分(O、N、H)を測定します。
熱分析(DSC/TGA)
相変態温度、析出挙動、熱安定性など、材料の熱特性を評価します。
金属組織観察(光学顕微鏡/SEM)
材料の組織、粒径、析出物、破面などを観察し、品質評価や破壊原因調査に活用します。
よくある質問Q&A
JIS規格以外の特殊な形状やサイズの試験片でも試験は可能ですか?
はい、可能です。試験片形状とあわせて試験内容や図面等の情報をいただければ、最適な試験方法をご提案いたしますので、まずは一度ご相談ください。
非常に少量のサンプルや微小な部品でも成分分析(ICP-MS等)はできますか?
可能です。試験項目によって必要なサンプル量は異なりますが、微小部品や薄膜、付着物などの微量サンプルからの分析実績も多数ございます。具体的なサンプル量については、対象物に合わせて個別にご案内させていただきます。
どのような金属材料に対応していますか?
鉄鋼、ステンレス、アルミニウム、銅、真鍮など、建設や機械・部材製作に用いられる主要な金属材料すべてに対応しています。特殊な合金や新材料についても、まずは対応可否を確認させていただきますのでお気軽にお問い合わせください。
非破壊での分析(蛍光X線分析など)は可能ですか?
はい、可能です。対象物を破壊せずに成分特定を行う蛍光X線分析(EDX/XRF)などに対応しております。
破損や腐食の原因調査を依頼する際、どのような情報や資料が必要ですか?
破損、腐食した材料の外観写真と使用条件・環境について情報をご提供ください。
原因調査の過程で必要な情報は弊社よりお問い合わせさせていただきます。
試験データだけでなく、具体的な不具合の対策案(再発防止策)まで提案してもらえますか?
はい、もちろんです。弊社は単なる試験データの提供に留まらず、その結果に基づいた不具合の原因究明、および実効性のある再発防止策のご提案までを一貫して行い、問題の解決策をご提示することによりお客様に貢献したいと考えています。
製造中と使用中、どちらのトラブルに対応していますか?
はい、可能です。金属材料製造中のトラブル、金属材料部材の使用中のトラブルのいずれにも対応いたします。





